暮らしの現場

住む人、集まる人がみんなで育てる共同住宅「青豆ハウス」

2013/11/21

小原 憲太郎
小原 憲太郎

colish代表

大学時代に開発したSNSサービスで起業。その後IT企業に就職し、モバイルサービスの企画・新規事業企画を担当。2011年に独立し、コンセプト型シェアハウスのポータルサイト、colish (コリッシュ)http://colish.net を立ち上げる。これまでに、プログラミングを学び合うシェアハウス、英語と日本語を本気で学び合うシェアハウス『家中留学』インドネシア進出支援シェアハウスを立ち上げ、現在はコンセプト型シェアハウスのプロデュース、コンサルティングを行っている。

今回ご紹介するのは平和台駅に来春完成する「青豆ハウス」です。家族向け8世帯の共同住宅。
仕掛け人は人気マンション「ロイヤルアネックス」を手がけたメゾン青樹の青木さんと、超人気リノベーション企業「ブルースタジオ」の大島さんのおふたり。強力タッグです。
※参考:人気マンション「ロイヤルアネックス」の秘密。暮らしを愉しむ住人がもたらした副産物とは


青豆ハウスのコンセプト


とても素敵なコンセプトなので、ウェブサイトより一部抜粋してご紹介します。

「みんなで育てる共同住宅」
空に向かって育っていくのは建物だけではありません。青豆ハウスは、成長する住まいです。
建物の建設中から、住みたい人や関心のある人、そしてまちの人々まで一緒に楽しめるイベントを開催。人が住む場所であると同時に人が集う場、まちの一部として育てていきます。
入居者全員でつくるピザ釜や、友人を招いてパーティができる庭など、コミュニティが育っていく仕掛けもたくさん。住む人はもちろん、ご近所さんやゲストたちにも開かれ、多くの人に愛される家であってほしい。
「集合住宅」ではなく「共同住宅」という呼び方にも、そんな願いがこめられています。


まちと住人の素敵な暮らし方をデザインしている


aomame1 ▲仕掛け人のお二人。青木さん(左)と大島さん(右)

読んでいただければ分かる通り「これからの暮らし方はどうあったらもっと素敵になるのか」そういったところから発想して家づくりをしていて、「売れる家って何?」「ウケがいい家は?」という出発点でありません。
家の中、住み手だけで完結するのではなくて、ここに共感する人たち、まち・地域との関係までを想像しています。


150人の笑顔がほころんだ交流イベント「湯気までおいしいまめむすびの会」


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そんな青豆ハウスに興味を持っている方たちに向けて、「湯気までおいしいまめむすびの会」と題した交流イベントが開かれました。

まだ物件完成前にもかかわらず、30組ほどの入居検討者を含む約150名の方が参加。普通は完成していない物件にこれだけの人が集まるというのは考えられないことです。

それは、物件が目の前にあるかどうか以前に、「作り手の想い」や「その先にある豊かな暮らし」に共感しているひとの輪の広がりをそのまま表しているのだと思います。

この日振る舞われたのは青木さんの奥さんのご実家からのあきたこまち、そして山形県産の里芋をつかった芋煮と生コエドビール。

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釜浅商店こだわりの釜で炊き上がったごはんから湯気が立ちのぼります。

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一列にならんで炊きたてご飯をよそってもらう。

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「おむすびを最後に作ったのはいつだろう?」そんな会話を参加者の方とかわしつつ、一口サイズのまめむすびをひとくち。
お米はこんなにも美味しいのかとちょっと感動。おかずがなくてもこれだけで十分。

aomame6 ▲ほっくり味の濃い里芋。

おいしいごはんと芋煮、そして素敵な参加者との会話が弾み自然とみなさん笑顔がほころびます。
参加者の中にはご夫婦やお子さん連れの家族の方も多く、初めて会う方ばかりなのですが肩肘張らない心地よい空気が醸し出されていました。
これまでにも青豆ハウスでは何度かイベントが開かれており、こうした交流を経て、住む人はもちろん、集う人にも愛着が生まれ、これから誕生する青豆ハウスが育っていく「土」が耕されていくのだろうと思います。


入居申込者木村さんに伺いました


青豆ハウスの第1号入居申込者、木村修平さん(32)にお話を伺いました。ちょうど1年前に結婚されたご夫婦で、お二人とも青木さんの元部下だったという御縁だそうです。

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–今はどういったところにお住まいなんですか?
普通の賃貸マンションです。ですが、むかし実家で過ごした時代にあったようなご近所の方とのコミュニケーションも無く、なんとなく物足りなさを感じていたんです。
そんな中、ロイヤルアネックスの住人の方とお話をしたり、青豆ハウスなど「新しい賃貸の風」が吹いていることを見聞きするなかで、これまで感じていた「物足りなさ」が顕在化したんです。
「今の暮らし方は100%楽しめていないのでは」と思うようになりました。

–青豆ハウスに入居しようと思った決め手は何ですか?
一番の決め手はやはり青豆ハウスのコンセプト。『おとなのシェアハウス』といった感じに惹かれました。一人暮らしならシェアハウスもいいのですが、家族には家族の最適な楽しみ方があると思います。青豆ハウスなら、それを探して行けるのではないかと感じています。

–なるほど。でも物件も他の入居者も決まっていない中で、申込に不安はありませんでしたか?
もちろん不安が全くないと言ったら嘘になりますけど、青木さんの仕事ぶりや人柄、そしてこれまでやってきたことを知っていて、とてもリスペクトしてます。
なので、いいものになるに違いないととても信頼できるんです。…と、ちょっと盲目的かもしれないですが(笑)

–入居されたらどんなことをやっていきたいですか?
利他の気持ちで他の入居者が笑顔になるようなことをやっていきたいですね。入居者同士のあったかい人間関係が日頃のパワーになるだろうなと思っています。青木さんがリードするのも最初だけ。その後は何かが決まっているわけではないので、一緒に住む入居者の方と、ここに関わる人達で楽しみ方を一緒に探していけると嬉しいですね。


今回のイベントに参加された方はきっと「大家さんの青木さん、そして青豆ハウスのコンセプトにピンとくる人となら、きっと面白い暮らしを作っていける」そう直感したのではないかと思います。私も木村さんとは僅かな時間お話しただけですが、とても親しみやすく、新しい試みにわくわくできるこんなご家族と「おとなのシェアハウス」ができたら楽しそうだなと純粋に思いました。言葉では説明しにくいですが「絶妙な暖かさと遊びゴコロ」を持った人たちが集まってくる、そんな予感がします。


完成前内覧会の様子


最後に、当日の内覧の様子をお届けします。

aomame10 ▲完成イメージ

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床材は室内も室外のウッドデッキもすべて西粟倉村の間伐材を使用。しかも3階建の共同住宅にしては珍しい木造建築。いまどきこの規模を木造で作ってしまう事例はあまり無いそう。
「時の経過と共に美しく味わいが深まる住宅をつくろう」という青木さんの想いがあるそうです。

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反射率の高い質のいいガラス戸を使ったり、断熱材も良い物を使い、断熱もバッチリ。
木造だからという寒さは心配ないとのこと。

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暮らし方はもっと豊かになる、もっと楽しくなる、そんな期待をせずには居られない一日でした。

完成は2014年春。青豆ハウスの発芽はもうすぐです。


■青豆ハウス(入居申込はこちらから↓)
http://www.aomame.jp/
■メゾン青樹
http://www.maison-aoki.jp/
■ブルースタジオ
http://www.bluestudio.jp/


この記事のポイント

キーワードは「豊かな暮らしを楽しみたい人」

2014年春開始の新しい共同住宅にすでに暖かな人間関係が育まれている

完成前物件のイベントに30組の入居検討者含む150名の参加者が集う

ライン
DATA

名称   : 青豆ハウス

公式HP  : 
http://www.aomame.jp/

FBページ : 
https://www.facebook.com/aomame.h

所在地  : 東京都練馬区田柄1-16-9

賃料   : 159,000円〜174,000円/月額

管理費等 : 7,000円

間取り  : 2LDK・3層メゾネット

居住人数 : 8世帯

住民構成 : 

募集状況

入居者募集中(11/16より開始)


お問い合わせ先

http://www.aomame.jp/inquiry_user/

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